親から子へ

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身近な家族の関係の中でさえも相手が伝えたいことがなかなか分からず思い悩むことってありませんか?
私が何故アートセラピーを学び始めたのか?
その理由の一つにこんなことがありました。

息子は小さい頃、人一倍しゃべり始めるのが遅かったのです。
そのせいで息子の伝えたいことがなかなか理解出来ず親子で辛い思いをしたことが良くありました。
こんなこと他人と比べることではないのですが・・・
同年代の子供たちがちゃんと言葉でお母さんに要求を伝え会話をしている姿を見ると
はぁっと溜息がでてしまうこと良くありました。

神経質という気質を持ち合わせている息子は特に音に対して非常に敏感だったように思いました。
公園に遊びに連れ出しても、仲の良い友達同士で遊びに行ってもここはいやだ
何か気に入らない?どうしたいのか?何かを感じて伝えたいはずなのに?
母親の私にも言葉で説明出来ずいらいらを感じているを息子を見ていました。
小さな心いっぱいに感情を押しこんで張り裂けそうになっている心。
言葉で表現出来ず苦しんでいる姿をただただ見守る・・・
その状態を包み込んであげることもできず歯がゆい気持ちを感じたものでした。
何とか少しでも息子の思いを汲み取って感じてあげられたらなと強く思っていたのです。
アートセラピーは、箱庭、描画、日記、ダンス、などなど自分の気持ちを表現しながら
客観的に心を整理してくセラピーです。
自分から作り出した箱庭、描画、の媒体を介して言葉だけでなくセラピストとお話をしながら心を整理しポジティブに明日への一歩とつなげて行く効果があります。
そこには本人にも全く見えなかったブラックボックスの奥底にしまい込まれていた感情を無意識に
するっと映し出されやすくなるのです。

そんなアートセラピーの考え方を忠実に
箱庭で自分の今の心情を映し出していける基本セットがDreamCraftから誕生しました。
アイテムを心地良い場所に配置していく
そして心の世界を箱庭に表現していくのです。
アイテムにもまたアイテムの配置にも一つ一つ意味があります。
基本セットでも十分楽しめますが、
基本セットに加えオプションとして
お子さんが特に興味を持っている(動物、乗り物、昆虫、鳥)がお手頃な価格で充実したアイテムセットをご用意してあります。
お子さん一人一人が違った興味の方向性にそってアイテムをプラスしていくことで
さらにその子が感情を引き出しやすく心にフックをかけていく役目をしてくれるのです。
例えば昆虫が大好きなお子さんはその昆虫を中心にお話の世界を広げていきます。
そのお話を聞いてあげましょう。
ただ聞いてあげることでその子にとって母親が最高のセラピストとなっていくのです。

以前表現で苦しんだことのある息子も今では
「今日は象はここにいてほしんだよな。そして木はこんな感じかな?」と
制服のボタンをはめながら片手でアイテムを箱庭の砂の中に置いて学校へと向かいます。
毎朝変わる息子の心の変化を私は受け止めることを楽しんでいます。

私達親が出来ること・・・
それは表現しやすい環境を整えてあげること。
ツール(箱庭など)を使って簡単に表現させてあげる環境つくりです。
そして私達はその表現をすなおに受け入れてあげることなのです。
人はこれをくり返すことでどんなにか心が軽くなることでしょう。


人の心は容量があり感情を詰み過ぎると破裂してしまいます。
子供の心のSOSを受け止めてあげたいですね。
言葉で自分を表現することは、想像以上に難しいことなのですから。

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このブログ記事について

このページは、DreamCraft Staffが2009年5月20日 16:09に書いたブログ記事です。

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